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CLMコンテンツを低コストで便利に-スライド編|操作性アップ施策

低コストで便利に!CLMコンテンツの活用術-スライド編

CLMコンテンツへ低価格で導入ができる便利な機能を紹介いたします。
今回はスライド編です。

CLMコンテンツで使用するスライドは、PDFやパワーポイントの資料だけでなく、HTMLでも作成が可能です。
HTMLで作成したスライドは、Webサイトと同等の機能を実装できます。

インタラクティブな動きをつけることで、より効率的かつ効果的にスライドを活用いただけます。

スライドの戦略的価値を高める工夫

ディテーリング時には、スライドが重要なコミュニケーションツールとなります。

PDFやパワーポイントの形式がよく使用されていますが、HTMLで作成したスライドでは、前者では難しいアニメーションの追加や、アイテムを動かせるリッチな表現ができます。

また、コンテンツの操作性の拡張も可能です。
表現、操作性の両面からディテーリング時に医師へのアピール向上が期待できる方法をご紹介します。

  1. スライド拡大・サイドメニュー
  2. HTML化でリッチな表現を

スライドの操作性をアップ-スライド拡大・サイドメニュー

ディテーリングスライドは掲載する情報量が多いため、グラフや文字が小さくなったり、枚数が増えて目的の情報がどこにあるのかわからず探すまで手間取ってしまう、といったケースがあります。

このような困りごとを解決するために、拡大機能の実装や、Webサイトのようにグローバルメニューでスライドを整理し、操作性をアップする方法があります。

拡大機能

直感的な操作はディテーリングの効率や効果の向上にもつながります。

ツールによっては、設定をしないと使用できない場合がありますので、変更などはお気軽にお問い合わせください。

メニューボタン

開閉できるメニューボタンを設置し、現在のスライドを表示したまま別スライドを選択し、遷移をシームレスに行うことができます。

※メニュー内容やスライド枚数のボリュームによってコストが変動します。

動きのあるスライドで興味を引く-HTML化でリッチな表現を

ディテーリングで口頭での説明が難しい時、正確な情報をスムーズに伝えるためには、スライド内の要素に動きがほしいと感じることもあるかと思います。

PDFや画像化されたスライドの場合、インタラクティブ機能を追加することは難しいため、柔軟性の高いHTMLスライドをポイント使用されるのがおすすめです。

例えばグラフや作用機序の図などへの活用や、ドラッグ&ドロップでアイコンを任意に配置する機能の実装、スライド上で操作して医師の認識を測るコンテンツや、ポイントの移動位置に合わせてボタン表示のカラー変更などに対応できます。

限られたディテーリングの時間の中で、医師に集中して情報を共有するためにも利便性に優れたHTMLのスライドをおすすめします。

◎ドラッグなどの操作で要素を移動させるスライド例

ドラッグなどの操作で要素を移動させるスライド例1
ドラッグなどの操作で要素を移動させるスライド例2

◎要素をアニメーション化したスライド例

要素をアニメーション化したスライド例1
要素をアニメーション化したスライド例2

まとめ

ご紹介したコンテンツは一見複雑に見えますが、データ取得がない画面上の実装の場合、低コストで対応が可能です。
Webサイトと同等のインタラクティブな動きをスライド内でも表現することができます。

スライドは、MRにとって使い勝手が良く、スムーズにディテーリングを行えることが重要です。

同時に、スライド内容が優れていても医師に興味を持っていただけるとは限りません。
第一にどれほど医師の興味を引けるかが問われます。

静止画はコストを抑えられますが、これらの課題を解決するために、まずは使用頻度の高いスライドからHTML化をご検討されてはいかがでしょうか。

弊社ではCLMコンテンツ作成のほか、機能の改善に関してもご相談を承っております。
どうぞお気軽にご相談ください。

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