「医師の働き方改革」に対応したCRMカスタマイズ施策
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視聴ログのリアルタイム取得で、コミュニケーションを活性化
Webinarを通して得られる“医師の視聴ログ”をはじめとした参加者情報は、ディテーリングにおいて重要です。
ところが、参加者情報を取得する目的で配信ツール(Zoomなど)を含めた複数のサービスを横断的に利用する際、データ照合のためMRに情報が届くまで数日間かかることがあります。
それではディテーリングに間に合いません。
また、講演会案内を送ったあとのリマインドメールについて、各医師の申込状況に応じて文面を調整するといったことも難しくなります。
そこで、このようなWebinarにおける参加者情報の取得問題を解決するツールをご紹介します。
VeevaとZoomの連携によりリアルタイムで医師の情報を取得
ベンダーのサービスを使った従来のやり方は、登録情報の照合や整理といった作業(名寄せ)に時間がかかります。
そのため、講演会が終わってからログ情報がMRに渡るまでに、おおよそ数日のタイムラグが発生しています。
そこで、ビッグエムズワイではVeevaとZoomを連携させ、ベンダーを介さずにログを直接参照できる仕組みを作りました。
事前登録フォームに入力された内容からメールアドレスやDCFコードなどの貴重なデータをリアルタイムで取得し、“速報レポート”の作成が可能になるためMRがディテーリング前に、Webinarの参加者情報や視聴ログを把握しておくことができます。
自社サイト&外部メディア経由のログデータを統合してレポーティング
先述した速報レポートは、直近の講演会ログに焦点を当てています。
過去に実施してきた講演会のログは対象外です。
そこで、医師別の視聴傾向といった詳細な分析に対応するために、レイアウトの異なる過去データを簡単にデータベース(DB)へ取り込める、“自動DB化機能”(※)をご用意しました。
外部メディアで取得したログデータを自動整形してデータベースに取り込んでおくことで、複数のログデータを統合したレポートを作成できます。
もちろん自社サイトで開催した講演会ログも統合可能です。
この機能を活用すると、担当医師の参加傾向を曜日・時間帯・講演テーマなどの切り口で可視化し、詳細に分析できるようになります。
MRはVeeva MyInsightsの画面からレポートにアクセスできます。
※ビッグエムズワイにアクセス許可を出すことが可能なデータベースのご用意をお願いします。また、“自動DB化機能”に対応していない外部メディアも一部あります。
まとめ
今回はビッグエムズワイの「VeevaとZoomの連携サービス」についてご紹介しました。
Webinarの参加者情報をリアルタイムで取得した“速報レポート”は、迅速なディテーリングを必要とするMRにとって心強いツールになることは間違いありません。
さらに、“自動DB化機能”を使って過去のログデータをデータベースに取り込み、医師ごとの傾向を詳細に分析することも可能です。
なお、配信ツールはZoomをはじめとして、WebexやTeamsなども連携可能です。
その他のツールについても、ぜひご相談ください!
Veevaの機能を最大限に活かすならビッグエムズワイ
- スケジュールやスライド・資材の管理
- コンプライアンスを遵守したメールの作成
- データの取得・連携・管理の一元化
MR活動の効率化と質向上において、Veevaはあらゆる可能性を秘めています。
「できるだけ多くの製薬会社様にVeevaの機能を最大限活用するお手伝いをしたい――」
そのような想いから、弊社ビッグエムズワイは2012年よりVeevaコンテンツ制作パートナー国内第1号として活動を続けてまいりました。
蓄積された豊富な経験と知識をもとに、製薬企業のニーズを的確に掴み、最適な制作・運用プランをご提案いたします。
ぜひお気軽にご相談くださいませ。